「料理をしていると、だんだん腰が痛くなる」
「電車で長時間立っていると腰がつらい」
「買い物や仕事で立ちっぱなしになると腰を反らしたくなる」
こんな経験はありませんか?
歩いたり重いものを持ったりしているわけではないのに、
「ただ立っているだけで腰が痛い」
と不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
実は、「立っている=身体を使っていない」
というわけではありません。
今回は、横浜市金沢区・京急富岡駅徒歩2分の
整体&ピラティススタジオCORETの理学療法士が、
長時間立っていると腰が痛くなる理由を、
姿勢・骨盤・股関節など身体全体の視点から解説します💡
記事の後半では、
実際にCORETで行っている考え方をもとにした
ピラティスエクササイズもご紹介しますのでお楽しみに!
長時間立っていると腰が痛くなるのはなぜ?
まず知っていただきたいのが、
立っているだけでも、私たちの身体は働いている
ということです。
足の上に膝があり、その上に股関節・骨盤・背骨・頭があります。
私たちはこれらを微調整しながら身体を支えています。
実際、長時間の連続した立位と
腰部・下肢の症状との関連は研究でも報告されています。
【👉参考文献:PubMed】
ただし、
「長く立った=必ず腰痛になる」
という単純な関係ではありません。
同じように立っていても、腰が痛くなる人とならない人がいます。
そこで理学療法士として確認したいのが、
「どのように身体を使って立っているのか?」
という部分です。
腰が痛くなりやすい人に見られる「腰を反って支える姿勢」

例えば、長時間立っているうちに、
股関節が伸び切る
→ 骨盤が前へ出る
→ 上半身が後ろへ残る
→ 腰を反るように身体を支える
という姿勢になることがあります。
赤ちゃんを身体の前で抱っこしているときや、
大きな荷物・リュックなどを身体の前で支えているときにも、
このような姿勢になることがあります。
これ、一時的には楽な姿勢なんです。
しかし、その姿勢で長時間立ち続けると、
腰部への負担を感じる方もいます。
「反り腰=腰痛」とは限らない
ここで注意してほしいことがあります。
それは、
「腰が反っているから腰痛になった」とは言い切れない
ということです。
研究でも、長時間立位で腰痛を生じる人と
腰椎前弯などの特徴との関連は報告されていますが、
姿勢だけから腰痛の原因を一つに決めることはできません。
【👉参考文献Nature】
そのためCORETでも、
「反り腰だから悪い」
と姿勢だけで判断するのではなく、
その人が実際にどう身体を動かしているかを確認しています。
立っていると腰が痛い人は「股関節」もチェック
「腰が痛い」と聞くと、
腰だけをストレッチしたり揉んだりしたくなるかもしれません。
しかし、理学療法士としてもう一つ注目したいのが、
股関節です🦵
人間は腰だけで身体を支えているわけではありません。
足部・足首・膝・股関節・骨盤・背骨が連動しています。
特に先ほどのように、
骨盤を前に押し出し、太ももの前側を突っ張るように立つ
という身体の使い方が習慣になっている場合、
股関節周囲をどのように使っているかも確認する必要があります。
「痛い場所=原因となっている場所」
とは限らないのです。
腰痛対策は「正しい姿勢をずっと保つ」こと?
では、腰を反らさず「良い姿勢」を
ずっと維持すればいいのでしょうか?
私はそうは考えていません。
立っているときには、
右脚に体重を乗せたり、
左脚に体重を乗せたり、
足を少し前後にずらしたり、
骨盤や背骨の位置を変えたり。
人間にはさまざまな身体の使い方があります。
そのため、
「一つの正しい姿勢をずっと維持する」ことだけに
こだわる必要はありません。
※「姿勢の選択肢を増やせば腰痛が治る」という直接的な因果関係が確立しているわけではありません。ここはCORETで身体を見る際の臨床的な考え方です💡
立っていると腰が痛い人に試してほしいピラティス
ここからは、今回のCORETalk #45で実際に紹介したエクササイズです。
目的は単純に「腰を伸ばす」ことではなく、
背骨や骨盤を自分でコントロールして動かすことです。
痛みが強くなる場合は無理に行わないでください。
① 胸椎と腰椎を使い分けて動かす
まず両手を身体の前で組みます。

胸の部分を動かす
両手と胸を遠ざけるようにして、背中を丸めます。

肩甲骨が左右へ広がっていくようなイメージです。
丸くなった状態でゆっくり息を吐き、背中側に呼吸が入る感覚も確認してみましょう。
腰の部分を動かす
今度は手をやや斜め上に保ちながら、

おへそを斜め後ろへ引く
ように動かします。

手の位置を大きく後ろへ動かすのではなく、腰・骨盤側から動くことがポイントです。
「背骨を丸める」という一つの動作でも、どこから動いているのかを感じてみましょう。
② ブリッジで骨盤・背骨をコントロール
次は仰向けになり、両膝を90度程度に曲げます。

ここからお尻を持ち上げます。
ただし、
「高く持ち上げる」ことが目的ではありません。
腰を勢いよく反って持ち上げるのではなく、
尾骨側から骨盤をゆっくり持ち上げ、
骨盤→腰→みぞおち付近
と順番に床から離していくイメージです。

戻すときは反対に、上側からゆっくり床へ戻します。
最初は難しく感じるかもしれません。
回数をこなすことより、「自分がどこを動かしているのか」を確認しながら行ってみてください。
ピラティスは「筋肉を鍛える」だけではない
ピラティスというと、
「インナーマッスルを鍛える運動」
というイメージを持っている方も多いと思います。
もちろん筋力向上も一つの要素ですが、CORETでは、
身体の動かし方を学習する
という部分も大切にしています。
動画で実際の動きを確認できます
文章だけでは、
「骨盤をどう動かせばいいの?」
「胸と腰をどうやって使い分けるの?」
と分かりにくいと思います。
今回のCORETalk #45
「長時間立っていると腰が痛くなる“あの症状”なぜ?」
では、実際に身体を動かしながら詳しく解説しています。
ここにYouTube動画を埋め込むのがおすすめです。
「▶ CORETalk #45をYouTubeで見る」
立っていると腰が痛い方へ|横浜市金沢区・京急富岡のCORET
長時間立っていると腰が痛くなる場合、
「腰が弱いから」
「反り腰だから」
と一つの原因だけで考える必要はありません。
大切なのは、
「どんな状況で痛くなるのか?」
「そのとき身体をどう使っているのか?」
を確認することです。
整体&ピラティススタジオCORETでは、
理学療法士が姿勢だけではなく、
関節の動きや実際の動作まで確認しながら
身体の状態を評価します💡
「立っていると腰が痛くて外出がつらい」
「料理や立ち仕事をしていると腰が痛くなる」
「ストレッチをしても腰痛を繰り返している」
という方は、一度ご相談ください🌱
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整体&ピラティススタジオCORET詳細
住所:神奈川県横浜市金沢区富岡東5-18-1
長谷川メディカルプラザ富岡3階
京急富岡駅から徒歩2分
電話:045-374-5850

【監修/記事責任者】
◎名前
沓澤 克樹(くつざわ よしき)
◎所属
整体&ピラティススタジオCORET
◎ 資格
理学療法士(国家資格)
ピラティスインストラクター
◎ 経歴
通算3000人の身体を治療
通算260本グループレッスン実施
健康講座、外部講師年間30本以上

