膝が痛い原因は膝だけじゃない?股関節・骨盤との関係を理学療法士が解説

「歩くと膝が痛い」

「電気治療やマッサージを受けているけれど、なかなか良くならない」

「病院で変形があると言われ、年齢のせいだから仕方がないと思っている」

このような膝の痛みに悩んでいませんか?

膝が痛いと、どうしても「膝そのものに原因がある」
と考えてしまいます。

もちろん膝関節そのものに問題があるケースもあります。

しかし、人間の身体は一つひとつの関節が独立して
動いているわけではありません。

特に膝は、股関節と足首という
大きく動く関節の間に挟まれています。

そのため、膝が痛い原因を考えるときには、

「なぜ膝に負担が集中しているのか?」

という視点が非常に重要です。

今回は、横浜市金沢区・京急富岡にある
整体&ピラティススタジオCORET(コレット)の
月1健康講座で実際にあったケースをもとに、
理学療法士が膝痛と股関節・骨盤との関係について解説します。

動画でご視聴したい方は
ぜひこちらもチェックしてください👇

CORETalk(コアトーーク) #42

膝痛の原因は“膝”とは限らない|講座で起きた身体の変化

目次

歩くと膝が痛い…考えられる原因とは?

膝の痛みには、さまざまな原因があります。

例えば、

加齢に伴う関節の変化、
半月板など膝内部の組織、
筋力低下、
膝周囲の柔軟性低下

身体の使い方などです。

特に中高年以降では変形性膝関節症なども、
膝痛の原因の一つとして考えられます。

ただし、

画像上の変化=現在感じている痛みのすべて

とは限りません。

だからこそ、
「変形がありますね」「年齢ですね」
と言われたからといって、身体に対してできることが何もない、
と考える必要はありません。

大切なのは、現在の身体を実際に動かし、

「どんな動作で痛むのか」
「姿勢を変えるとどうなるのか」
「股関節や足首の動きを変えるとどうなるのか」

まで確認することです。

膝が痛い原因を考えるなら「股関節」と「足首」にも注目

なぜ膝以外を見る必要があるのでしょうか?

ポイントは、膝関節の位置にあります。

人間の脚を上から見ると、

骨盤 → 股関節 → 膝関節 → 足首 → 足部

とつながっています。

股関節は、曲げる・伸ばすだけでなく、
脚を開いたり閉じたり、回したりできる自由度の高い関節です。

足首・足部も、
歩く際には地面の状態に合わせながらさまざまな方向へ動きます。

一方、膝関節は主に曲げ伸ばしを担い、
それに伴う回旋も生じます。

つまり、

上下にある股関節や足首の動きが変われば、
その間にある膝への力のかかり方も変化する

ということです。

膝が痛いのに「骨盤」が関係することもある?

今回のCORET健康講座でも、
まさにこのようなケースがありました。

膝の痛みに悩んでいた参加者の方です。

整体へ通ったり、電気治療を受けたり、
筋肉をほぐしたりしていたものの、
なかなか痛みが変わらないというお悩みをお持ちでした。

そこで講座の中で、実際に身体の動きを確認しました。

一歩脚を前に出して体重をかけてもらい、
膝の位置を変えながら痛みをチェックしていくと、

膝が外側へ動いた時に痛みが出る

という特徴がありました。

そこで注目したのが、

骨盤と股関節の使い方です。

骨盤が後ろへ引けると、脚の使い方も変わる

骨盤と股関節は別々のものではありません。

例えば身体を支える力が低下し、
骨盤が後ろへ引けたような姿勢になると、
股関節や太ももの使い方も変わります。

その結果、

骨盤の位置が変わる
↓
股関節・太ももの動きが変わる
↓
膝の位置や動きが変わる
↓
膝へかかる負担が変化する

ということが考えられます。

今回の参加者の方も、膝だけではなく、
骨盤を支える位置と股関節の使い方に着目しました。

膝を直接触らなくても、痛みに変化が

そこで行ったのが、
骨盤の位置を意識しながら
股関節を動かす簡単なエクササイズです。

ポイントは、

「骨盤を後ろへ逃がさず、股関節から脚を持ち上げる」

こと。

実際に10回程度行っていただき、
その後もう一度、最初と同じ膝のチェックをしました。

すると、

膝の痛みに変化を感じていただきました。

もちろん、この運動ですべての膝痛が
解消するという意味ではありません。

今回重要なのは、

「膝を直接治療しなくても、
隣接する関節の使い方を変えることで症状が変化するケースがある」

ということです。

自宅で実践|股関節を使いやすくする簡単エクササイズ

今回の講座で行った考え方を、
ご自宅でも簡単に試してみましょう。

① 姿勢を整える

壁や椅子などにつかまり、身体をまっすぐにします。

腰を反りすぎたり、お尻が後ろへ引けたりしないようにしましょう。

② つま先を軽く手前へ

足首を軽く曲げ、つま先を自分の方向へ引きます。

力いっぱい行う必要はありません。

③ 太ももを持ち上げる

膝痛対策として骨盤を安定させながら股関節から太ももを持ち上げるエクササイズ

骨盤が後ろへ逃げないよう注意しながら、
股関節から太ももを持ち上げます。

ゆっくり下ろして、繰り返します。

目安:左右10回程度

大切なのは、高く上げることではありません。

「骨盤を安定させたまま股関節を動かせているか」

を意識してみてください。

※運動中に膝や股関節へ強い痛みが出る場合は中止してください。痛みや腫れが続く場合は、医療機関等での評価が必要です。

「年齢のせい」と言われても、できることがなくなったわけではありません

膝のレントゲンを撮って、

「変形があります」

「年齢によるものですね」

と言われた経験がある方もいらっしゃると思います。

年齢や関節の構造的な変化そのものを、
運動だけで元に戻せるわけではありません。

一方で、

股関節はどう動いているのか?
足首はどう動いているのか?
歩く時に膝へ負担が集中していないか?
筋力や身体の使い方を変えられないか?

など、確認できることはまだあります。

だからこそCORETでは、

「年齢だから仕方ない」で、やりたいことを諦めてほしくない。

と考えています。

横浜市金沢区・京急富岡で毎月無料の健康講座を開催しています

横浜市金沢区・京急富岡のCORETで開催した「歩くと膝が痛い方へ 膝の整え方講座」の案内画像

整体&ピラティススタジオCORETでは、
横浜市金沢区・京急富岡周辺にお住まいの方を中心に、
毎月第1水曜日13:30から無料健康講座を開催しています。

今年は、

「歩ける身体を守り続ける」

を大きなテーマにしています。

横浜市金沢区・京急富岡のCORET「歩けるカラダを守り続ける健康講座」年間スケジュール

講義を聞くだけではありません。

実際に身体を動かしたり、

「私はここが痛いんだけど、どうしたらいい?」

と理学療法士へ相談したり、

ご自身の身体について知るきっかけにしていただくための講座です。

病院へ行くほどではないけれど身体が気になる。

最近、歩くことに少し不安が出てきた。

膝や腰の痛みがあるけれど、何から始めたらいいかわからない。

そんな段階から、気軽に専門家とつながれる場所を目指しています。

「歩くだけで筋力維持につながるの?」という方は、
「ウォーキングは筋トレになる?理学療法士が解説」
も合わせてご覧ください👇

過去の記事
👉「ウォーキングは筋トレになる?理学療法士が解説」

膝の痛みで大切なのは「痛いところだけを見ない」こと

今回のポイントをまとめます。

膝が痛い原因は、必ずしも膝だけにあるとは限りません。

膝は、股関節と足首の間にあります。

だからこそ、

膝だけではなく、骨盤・股関節・足首、
そして歩き方まで含めて身体全体を見ること

が重要です。

「膝が痛いから、もう歩けない」

「年齢だから仕方ない」

そうやって諦める前に、
一度ご自身の身体の動きを確認してみてください。

身体の使い方を変えることで、
まだできることが見つかるかもしれません。

整体&ピラティススタジオCORETは、

「諦めるという未来を作らない街づくり」

を目指して、これからも横浜市金沢区・京急富岡から、
地域の皆さまの「歩き続ける」をサポートしていきます。

👉【CORETの整体について詳しく見る】

金沢区・京急富岡で整体・ピラティスをお探しの方へ

「最近、身体の変化が気になってきた」

その段階から、身体づくりを始めてみませんか?

整体&ピラティススタジオCORETでは、

学び → 整え → 動いて → 鍛える

という考え方を大切にしています。

痛くなってから身体を見るだけではなく、

これからも自分の足で歩き、やりたいことを続けられる身体へ。

理学療法士が一人ひとりの身体に合わせてサポートします。

▶ 理学療法士に身体の悩みを相談する

▶ CORETのピラティスを体験する

整体&ピラティススタジオCORET詳細

住所:神奈川県横浜市金沢区富岡東5-18-1
長谷川メディカルプラザ富岡3階
京急富岡駅から徒歩2分
電話:045-374-5850

グループレッスン風景

【監修/記事責任者】
◎名前
 沓澤 克樹(くつざわ よしき)
◎所属
 整体&ピラティススタジオCORET
◎ 資格
 理学療法士(国家資格)
 ピラティスインストラクター
◎ 経歴
 通算3000人の身体を治療
 通算260本グループレッスン実施
 健康講座、外部講師年間30本以上

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