「歩くと痛い…」脊柱管狭窄症の方へ|金沢区の動きの専門家による整体が教える痛み軽減のヒント
■脊柱管狭窄症とは?
歩くと痛くなる理由
こんにちは!こんにちは!CORET理学療法士のくつざわです!
金沢区内での講演会やCORETのお客様、
また病院勤務時代でも非常にお悩みの声が多かった
「脊柱管狭窄症」に関してまとめてみました!

「歩くと脚が痛くなる」「休むと楽になる」
そんな症状でお悩みの方は、"脊柱管狭窄症"(せきちゅうかんきょうさくしょう)の可能性があります。
特に60代以降の方に多く見られ、加齢や姿勢の崩れ、腰への負担が積み重なることで発症するケースが多いのが特徴です。
ここでは、なぜ「歩くと痛い」のか、脊柱管狭窄症の原因と症状のしくみを詳しく解説します。
■ 脊柱管狭窄症とは?

背骨の中には、神経が通る「脊柱管(せきちゅうかん)」というトンネルのような空間があります。
この脊柱管が、加齢による変形や靭帯の肥厚(ぶあつくなること)などによって狭くなることで、神経が圧迫される病気が「脊柱管狭窄症」です。
主に圧迫されるのは、下半身に関係する坐骨神経や馬尾神経(ばびしんけい)で、そのため腰だけでなく、お尻・太もも・ふくらはぎ・足先などに痛みやしびれが広がります。
■ 歩くと痛いのはなぜ?
その原因は「間欠性跛行」
脊柱管狭窄症の最大の特徴ともいえる症状が、「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」です。
これは、「歩いていると脚に痛みやしびれが出て歩けなくなり、少し前かがみで休むと楽になる」という症状を指します。
この現象が起きるのは、歩くことで腰が反る(伸展)姿勢になるため、狭くなった脊柱管がさらに神経を圧迫してしまうからです。
逆に、前かがみの姿勢になると脊柱管が少し広がり、神経への圧迫が軽くなるため、症状がやわらぐのです。
■ 歩行時の痛みの特徴とは?

脊柱管狭窄症による「歩行時の痛み」には、次のような特徴があります。
• 歩き始めは平気でも、数分〜数十分で痛みやしびれが出る
• 痛みは片脚または両脚に出ることが多い
• 立ち止まって前かがみになると症状が軽くなる
• 長時間立っているのもつらい
• →でも自転車は意外と乗れる(前かがみ姿勢だから)
これらの特徴に心当たりがある方は、早めの対応がおすすめです。進行すると、歩ける距離がどんどん短くなってしまう可能性もあります。
■ まとめ:脊柱管狭窄症の「歩くと痛い」原因は、
神経の圧迫と姿勢の影響

歩くと痛いという症状の背後には、加齢や姿勢の影響によって脊柱管が狭まり、神経が圧迫されることが原因としてあります。
特に、腰を中心としたを反る動作(歩く・立つ)によって悪化するのが特徴的です。
「歳だから仕方ない…」とあきらめずに、正しい知識と対処法を知ることが改善の第一歩です。
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次回以降の投稿にて、具体的な対処法やセルフケア方法についてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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▶︎この記事を書いた人

沓澤 克樹(くつざわ よしき)
理学療法士兼PHIピラティス認定インストラクター
病院、整形外科クリニックで多くの患者様の施術や運動指導を担当。また年間約30回以上の地域や行政、学校にて健康講座や介護予防教室の講師を務めている。
解剖、運動学的知識とピラティスの概念を用いた運動療法「いい癖を身につかせる!」を強みに施術、運動指導を行っています。
だれよりも皆さんの身体と生活を良くし、叶えたいことを叶えるための伴走者として支援いたします!