寒い冬、足が攣る原因と対策|理学療法士が解説【京急富岡・金沢区】

皆さんこんにちは!
金沢区・京急富岡|整体&ピラティススタジオCORETの
理学療法士くつざわです☺️

12月も折り返しましたね…
今年もあと少し、、やり残したことはありませんか?
僕はまだまだやりたいことが片付いておらず、時間が足りません😭

寒い冬になると、
「夜中に足が攣って目が覚める」
「明け方にふくらはぎが攣ってしまう」
といったご相談が増えてきます。

金沢区・京急富岡エリアで整体を行う中でも、
足が攣る症状に悩まれている方はとても多い印象です。

寒い冬に足が攣るという症状は、身体の冷えや水分不足だけでなく、
日常の身体の使い方が関係していることも少なくありません。
当スタジオの
整体ピラティスに初めていらっしゃるお客さんにも多く見られる症状の一つです。

寒い冬や夜中に「足が攣る」のはなぜ?

寒い冬の夜中や明け方、
特に、ふくらはぎがギューッと縮んで
声も出ないほどの痛みを感じた経験がある方は少なくありません。

そのため、
「年のせいかな…」
「体質だから仕方ないのかな…」

そう思って我慢している方も多いですが、
しかし、理学療法士の立場からお伝えすると、
足が攣るのには、はっきりとした理由があります

理学療法士から見た「足が攣る」状態とは?

まず、足が攣るとは、
筋肉が異常に緊張し、元に戻れなくなっている状態です。

本来、筋肉は
「縮む → 緩む」
を繰り返しながらスムーズに動いています。

ところが、

  • 血の巡りが悪い
  • 水分が不足している
  • 神経の働きが鈍くなっている

こうした条件が重なると、
縮んだままロックがかかった状態になってしまいます。
つまり、これがいわゆる「攣る」という現象です。

なぜ冬に足が攣りやすくなるのか?

ではなぜ、冬に足が攣りやすくなる理由は、
理学療法士の視点で見ると 大きく3つあります。

① 冷えによる血流低下

血流の状態を示す血管と赤血球のイメージ
筋肉は血流によって酸素や栄養を受け取っています。血流の低下は足が攣る原因の一つです。

寒くなると身体から熱を逃がさないようにするために
血管を無意識的に縮めます。
すると、水道のホースを潰した時に水の流れが悪くなるように
血管内の血液が流れにくくなり、
筋肉に十分な酸素や栄養が届きにくくなります。

その結果、
筋肉は 「疲れたまま回復できない状態」 になり、
攣りやすくなります。

② 自覚のない水分不足

水分補給の重要性を示すコップ一杯の水のイメージ
水分不足は足が攣る原因になりやすいため、日中からこまめな水分補給が大切です

冬は夏ほど汗をかかないため、
水分補給の意識が下がりがちです。

しかし実際には、
呼吸や皮膚から水分は常に失われています。

そのため、
近くのない水分不足が起こり、
筋肉や神経が誤作動を起こしやすくなります。、

さて皆さんは、冬場どのくらい水分を摂っていますか?

③ 足首・ふくらはぎを使わなくなる

夜中に足が攣りやすいふくらはぎの痛みを示すイメージ
夜中や明け方に突然起こるふくらはぎの強い痛みは、多くの方が経験しています。

寒い時期は部屋の中で過ごしたくなりますよね。

ある高齢者対象研究では季節ごとの歩数が以下のように測定されています 👇

春:約 6,242歩/日

夏:約 5,741歩/日

秋:約 5,712歩/日

春先に比べると約1300歩も歩いていないそうです!

また、寒くなると動きが硬く、歩幅が小さくなったりするため、
足首をしっかり動かす機会が減ります。

すると、
ふくらはぎの筋肉が硬くなり、
血液を戻すポンプ機能も低下してしまいます。

攣りやすい方に多い身体の特徴

整体&ピラティススタジオCORETで
実際にお身体を見ていると、
足が攣りやすい方には共通点があります。

  • 足首が硬い
  • かかとが地面につきにくい
  • 歩くときに足裏をうまく使えていない
  • 姿勢が前かがみ気味

つまり、
「足だけの問題ではない」ということです。

今日からできる、理学療法士的3つの対策

そこで、
今日から無理なくできる対策をお伝えします。

① 寝る前に足首をしっかり動かす

つま先を手前に引く、前に伸ばす。
これを ゆっくり10回 行いましょう。

ふくらはぎの
血流ポンプを目覚めさせるイメージです。

② 寝る前の少量の水分補給

コップ半分程度で構いません。

筋肉と神経に
「動ける環境」を整えてあげることが大切です。
どうしても、寝る前に水分を取ると
「夜トイレが近くなって寝れなくなるのが心配…」
というお声をお聞きします。

水は一回に多くの量を摂ると、身体に水分として吸収されずに尿として出てしまいます。
少量を上手に摂ることで、安心して水分を摂り込むことができます!

③ 足元を冷やさない

  • 湯船にしっかり浸かる
  • レッグウォーマーを使う

これだけでも、
夜間の足の攣りはかなり減ってきます。
湯冷めも一つの心配材料ですよね。
暖かいところから急に寒いところへ急に移動すると
血管が縮こまってしまいます。
お風呂場から出た脱衣所やお部屋を温めておくことも大切なことですね!

それでも足が攣る方へ

それでも、改善しない場合は、
身体の使い方そのものに原因があることが多いです。

例えば、
歩くときに足先だけで地面を蹴っていたり、
無意識に前かがみの姿勢が続いていたりすると、
ふくらはぎは常に頑張り続ける状態になります。

また、
股関節や体幹がうまく使えていないと、
本来分担されるはずの負担が
ふくらはぎだけに集中してしまいます。

この状態が続くと、
筋肉は


「もうこれ以上は無理です」


と夜間や明け方に攣るという形でサインを出します。

だからこそ、
理学療法士は「部分」ではなく
「全体を見る」ことを大切にしています。

  • 立ち方
  • 歩き方
  • 姿勢のクセ
  • 日常動作の積み重ね

こうした身体全体のつながりを見ていくことで、
「なぜそこに負担が集中しているのか」が見えてきます。

足が攣るという症状は、
身体のバランスが崩れている結果として起きていることが多いのです。


一時的な対処だけでなく、
「これから先も安心して動ける身体」を目指す視点が大切になります!

まとめ|足が攣るのは身体からのサインです

このように
寒い冬に足が攣る背景には、
複数の要因が重なっています。

しかし、
年齢や体質のせいと決めつける必要はありません。

むしろ
身体からのサインとして受け取り、
早めに整えていくことが大切です。

我慢を続けるのではなく、
不安を安心に変えていきましょう

夜中の足の攣りや、繰り返すこむら返りでお悩みの方は、
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【土曜】9:00~18:00

▶︎この記事を書いた人

整体 施術

沓澤 克樹(くつざわ よしき)

理学療法士兼PHIピラティス認定インストラクター
病院、整形外科クリニックで5歳〜100歳まで施術や運動指導を担当。また年間約30回以上の地域や行政、学校にて健康講座や介護予防教室の講師を務めている。
だれよりも皆さんの身体と生活を良くし、叶えたいことを叶えるための伴走者として支援いたします!

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